第52回量子情報技術研究会(QIT52)にて、河本大輝さんと笠井健太准教授が、 アフィン置換行列を用いた量子LDPC符号の新たな構成法に関する研究をポスター発表します。
発表タイトル:「短いサイクルを持たないアフィン置換行列型量子LDPC符号の明示的構成法の提案」
著者: 河本 大輝(東京科学大学), 笠井 健太(東京科学大学)
発表形式:ポスターセッション(2025年5月28日 18:00–19:30、静岡大学 浜松キャンパス)
同じくQIT52にて、笠井健太准教授が、多元LDPC符号を用いた量子誤り訂正手法におけるエラーフロアの緩和についての研究を発表します。
発表タイトル:「多元LDPC符号に基づく量子誤り訂正におけるエラーフロアの緩和に向けた検討」
著者: 笠井 健太(東京科学大学)
発表形式:ポスターセッション(2025年5月28日 18:00–19:30、静岡大学 浜松キャンパス)
第51回量子情報技術研究会において、河本大輝さんが優れた学生発表を行い、「学生発表賞」を受賞しました。
発表タイトル:「最小サイクル長が12である空間結合多元QC-LDPC符号に基づくCSS符号の構成」
著者: 河本 大輝(東京科学大学), 笠井 健太(東京科学大学)
詳細は QIT51学生発表賞 受賞者一覧(PDF) をご覧ください。
今後のさらなる活躍が期待されます。おめでとうございます!
論文「Efficient Mitigation of Error Floors in Quantum Error Correction using Non-Binary Low-Density Parity-Check Codes」が、 国際会議 ISIT 2025 に採択されました。
著者: Kenta Kasai(東京科学大学)
本論文では、符号理論的限界に近い性能を持つ量子LDPC符号クラスのエラーフロア性能を向上させる復号アルゴリズムについて議論しています。
論文のプレプリントは arXiv にて公開中です。
Email: kenta@ict.eng.isct.ac.jp
居室: 東京科学大学 大岡山キャンパス南3号館418号室 〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1 S3-61